2025年6月議会*一般質問*子ども食堂について

コメの高騰により、子ども食堂での食事提供の際、お米の調達に困難が生じているとお聞きしています。現在、子ども食堂補助金制度がありますが、補助金での事業の応援だけでなく、お米などの食料に加えて、子ども食堂に必要な物を地域フードバンク「つながりフードサポートセンター」つなサポを拠点として、市として子ども食堂を含めた地域の子ども支援を、持続可能な子ども食堂となる事を願って、お聞きします。

①市民、地元企業、地元スーパー、地元農業者に「つなサポ」を広く知ってもらい、子ども食堂を支援していく輪を広げる事が重要だと考えます。「つながりフードサポートセンター」について市の認識と周知方法、役割をお示しください。

②フードバンクは食品ロスの削減とその有効利用の促進においてSDGSとも深く関係していると思います。市ホームページにある「SDGS未来都市」のページに、「多様なステークホルダーとの連携・共働によるまちづくりを進める」と書かれてありますが、市として、SDGSを推進する上で想定している連携や協働、またはステークホルダーと認識して関係強化を既に実施して、なお子ども食堂につながっている事例をお示しください。

③特に、富田林は農業が盛んですので、農業者の方から直売所で売れ残ったものは回収しに行かないといけない、回収したものの中には日持ちがせず、商品にはできず行き場所に困り結局家庭でもご近所に配っても食べきれず破棄してしまう野菜があるとお聞きしています。そもそも規格外で入れないものを集めるなど、市が率先して、地域フードバンクに地元農産物が集まる仕組みづくりをすることについて市の見解をお聞かせください。

寺尾ちあきの意見と要望

市のフードバンク企画で集まった多くの食料品のご寄付を子ども食堂や生活困窮者支援へと活用できた事例、食品ロス削減・子ども食堂・生活困窮者支援を目的としたイベントでご寄付していただいた冷蔵が必要な食品の寄付をこれまでは受けられなかったところ、「つなサポ」の冷蔵設備が役に立った事例等が生まれているという事でした。

引き続き、市としても連携や共働の力を、支援へつなげられるよう国等の財源メニューの研究、情報提供や広報による市の支援で子ども食堂を含めた地域の子ども支援の拠点として、「つなサポ」が持続して活動できるよう要望しておきます。

地元農産物が集まる仕組みについてですが、市内では「農業公園サバーファーム」再開の準備が進んでいますので、「あすかてくるで」と同じような仕組みづくりを要望しておきます。