2026年度9月議会*一般質問*こども、職員、保護者が懸念している「認定こども園」について

(1)現在、行っている職員との話し合いや検討内容をお聞かせください。

(2)認定こども園化に向けて行われる、改修工事についてお聞きします。

 いつどのような工事をするのか、そのためにいつどの保育施設が使用できなくなるのか、市民のみなさんに、丁寧かつ、前もって周知する必要があると考えます。決められた予算の中、物価高騰で資材の高騰も想定されますが、現在どのような検討を進めているのかお聞かせください。その都度随時、周知し、説明し、職員や子どもたち、保護者の声を聴きながら、市民の声を市政に反映させ、改修工事を進めるべきだと考えますので、現時点の進捗状況を費用についても併せてお聞かせください。

次に(3)公立保育園の役割を果たすことについてお聞きします。

①今年度の待機児童数と、入所を希望していても、希望する保育園に入れない等の事情で入所していない、いわゆる隠れ待機児童数を0歳児から5歳児クラスごとにお聞かせください。

②現在、公立保育園の3歳児~5歳児クラスの定員の空き状況をクラスごとに教えてください。併せて、民間保育園の3歳児から5歳児クラスの定員の空き状況もクラスごとに教えてください。

③②において公立保育園で定員に空きがある理由を教えてください。併せて、公立保育園の0児から2歳児の状況もお聞かせください。

④公立保育園に入所を希望しても、入所できない現状を、そのままに、認定こども園化を進めて良いとお考えか、市の見解をお聞かせください。

⑤公立認定こども園の一号認定の枠を確保するための定員縮小はやめるよう求めますが、 市の見解をお示しください。

意見と要望

(1)職員との検討内容については、「新たな認定こども園の将来像や教育・保育理念について、6月にリーフレットを作成・配布し、来年4月に教育・保育内容の具体的な内容を公表する準備をしている」とのご答弁でした。 公表するまでに現場への情報提供と意見徴収をするとありましたが、意見徴収にとどまらず、意見について検討や議論する場、決定したことへの懸念など、現場職員の要望があれば、議論ができる場や時間を設けるよう強く要望しておきます。

 人員体制や給料表の統合について、職員団体との労使合意を求めておきます。

 保育現場では、これまでから、正規職員の欠員や配置基準や処遇について、まだまだ課題がある中、公立認定こども園化は保育所職員の方にとっても大きな不安や負担がかかります。正職員の欠員の解消、配置基準のさらなる充実を引き続き要望しておきます。

(3)の公立保育園の役割を果たすことについては、誰のための認定こども園なのか、すべての子どもたちが希望する保育園や幼稚園へ入所できる方針があるのか大変、疑問です。

 ③のご答弁で、「金剛保育園の0歳児と1歳児では、認定こども園化を見据えた1号認定の受け入れ枠を確保するための対応として、定員に空きを作っている」とあり、到底受け入れられるものではありません。子どもたちを数として捉えられているとしか思えません。これのどこが「子どもまんなか社会」なのでしょうか。

 市長の目指す、「子どもまんなか社会」に向け、幼稚園でも保育園でも入所したい園へ入所できるよう努力をする観点からは全く方針が見えてきません。 

 公立幼稚園10人ルールのもとで休園に伴って募集停止される3歳児の受け皿として、現在の公立保育園の定員に空きをつくることや、縮小したりすることはあってはならない事だと考えます。

「働いている家庭の子どもが入所できなくなるのに、公立認定こども園への入所希望は出せない」これは、公立幼稚園に入所する保護者から出されていた率直な声です。

 さらに保育園では、これまで入所要件があり、ご答弁にあったように、公立保育園の0歳から1歳児クラスに空きがない保育園があります。認定こども園になれば一号認定児は要件なしに入所できる、この枠を確保するための公立保育園の入所定員枠の縮小で、到底納得できません。ましては認定こども園の開園からではなく、来年度までは公立保育園なのに、認定こども園化を見据えた、一号認定の受け入れ枠確保のために入所の縮小の対応をしている、それで、公立保育園としての役割を果たしていると言えません。子育て世帯がこれらを受け入れられるとお考えなのでしょうか。

 仕事と子育てを両立したいと考える子育て世帯が増え、保育のニーズが増え続けていることは、一目瞭然です。 

金剛保育園の0歳児と1歳児について、認定こども園を見据えた、定員縮小の撤回を求めて、市長に見解を求めたいところですが、強く要望として求めておきます。

 0歳児1歳児の入所定員枠は、育児休暇を取得している保護者にとって、大変重要な入所枠です。空き状況や要件加算(育休明け加算、兄弟児加算など)の入所するための要件の関係で、希望する園へ入所するため、育児休暇期間を短縮させ、希望する園へ入所する方もおられます。認定こども園化までもこれからも、公立保育園としてこれまで通り役割を果たせるよう2・3号認定の定員枠の縮小せず希望する園へ入所できるよう強く要望しておきます。